30人の数学者の人物像について語ったエッセイです。
著者は『数学の歴史』(講談社学術文庫)という本を刊行していますが、そちらがまさに「数学」を主役にした本であるのに対して、本書は「数学者」にスポットライトをあてています。それも、いわゆる天才として数学者たちの横顔をえがくのではなく、歴史のなかを生きた人間としての彼らのすがたにせまろうとしているところに、著者らしさが感じられます。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
数学・科学・技術
- 感想投稿日 : 2020年8月9日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2020年8月9日
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