映画化もされた重松清の小説。文庫は上下巻で構成されており、本書は上巻。
孤独と絶望・・・。壮絶です。
それ以上の言葉が思い浮かばないくらい。
拠り所となるべき家族も離散。
そもそも、愛されていないことが空気で伝わってしまっているのが何よりつらいですね。
絶望の要素がが多すぎて、もう、ただただつらい。これでもかと追い打ちをかけられます。
嘘くさくならないように、絶望をとにかく詰め込んだらこんな感じになるんじゃないか、というくらい。
ここからシュウジは、どうなっていくのか?下巻を読んでいきます。
(Wikipediaでちょっと見てしまった....汗)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文学(作者名:さ行)
- 感想投稿日 : 2015年12月7日
- 読了日 : 2015年12月7日
- 本棚登録日 : 2015年12月7日
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