果つる底なき (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2001年6月15日発売)
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本棚登録 : 6100
感想 : 613
4

池井戸さんのデビュー作。
江戸川乱歩賞も受賞してる。
銀行ミステリー〜!

「アナフィラキシー・ショック」。聞いた事はあるけど怖いな。別に蜂だけやないみたいアレルギー検査してもらお〜^^;

何か銀行って、出世!出世!学閥!学閥!ばっかなや?って思ってしまう。(池井戸さんの影響やけど^^;)
私には関係ないことなんで、少し羨ましくもあるかも(⌒-⌒; )

お金の為、自分の成功の為に頑張る、自分の道を阻む者を弾くのもええけど、弾き方が命まではね。
自身にそんな欲がないから(出来ないとも言う)、何でそんなに必死こいてんの?と常に思いながら…

訳分からん言葉を残して死んでいった同期の為にも調べていくと…出るわ!出るわ!悪事!
この作品は、銀行を舞台にしてるけど、ドロドロだけやなく、ハードボイルドタッチになってて、面白かった!
池井戸さん得意の大どんでん返しはなかったけど、最後は、ええ感じに終わるのは同じで安心して読める!
死亡率は高めの作品でした〜
しかし、これがデビュー作やから、やっぱ凄いわ!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年5月15日
読了日 : 2022年5月15日
本棚登録日 : 2022年5月15日

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