陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫 い 14-1)

著者 :
  • 祥伝社 (2006年2月8日発売)
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地球を回すほど、えらい事はしてないけど、個性あるギャング4名は魅力的!
会話は相変わらず、軽快なテンポで好きな感じ。まぁ、あ〜言えば、こう言う…「軽快かテンポ=屁理屈多い」やけど。
4章立てで、更に個人単位に分かれて、はじめに用語解説まであるって書き方も面白い。
その4名が銀行強盗成功!って思ったのも束の間…
で、盗ったお金は、御同業に取られるし、ロクな事なし。
そこから、最後までテンポ良く進み、一気に読めた!
重た〜いのも好きだけど、こういう軽いのも良いな!
最後に用語解説気に入ったのがあったので書いとく!

さつじん【殺人】
 人を殺すこと。読者の興味を失わせない、唐突に発生する事象。
-じけん【殺人事件】
 小説が推理小説であるのことを分かりやすく広告するために、題名に付けられる接尾語。「後光-」

…笑ける(*≧∀≦*)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年4月17日
読了日 : 2021年4月17日
本棚登録日 : 2021年4月17日

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