投資って何なの?危なくないの?
という、初心者向けに丁寧に書かれた1冊。
とても読みやすく、11人の体験談も書かれているので非常に楽しい。投資の方法なんて正解がなくて人それぞれですが、だからこそ他の人はどうやっているの?というのは気になるもの。
投資を始めようと思った経緯やどんな商品を買っているのか、なんていう本当に気になる部分が書かれているのがいいです。
それに「確定拠出年金」とか、「バランス型投信」とか、よく目にするけど実際どういうものなの?と気になることがわかりやすく書かれていて、自分の知識をきちんとつけるのにも役立ちます。
私も今はお金の悩みからは解放されていますが、今の自分の方法がベストだとは思っていなくて、随時見直しをしていきたいと思っています。
確定拠出年金だって、時期がきたら始めたい。
だからこそ、自分がやりたいことを実現させてくれる道具の1つである「お金」と、じっくり向き合うためにも本書はとてもありがたい存在です。
さて、本書を読んで改めて資産配分を決めたり、投資方針書を作ってみたりしたいなと思いました。何か支柱となるものがある方がブレなくて済みそう。
今の私の投資先は日本株にかなり偏っているので、これも見直していきたい。債券をあまり持っていないので、不況になると一気に資産を失いそうで危ういポートフォリオなんですよね。
個別株の売買はとても楽しいし、私はあまりストレスを感じないけど資産形成という意味では、一度立ち止まって方針を考えていくことがきっと必要。
本書は投資初心者に特におすすめですが、おすすめの投資本がたくさん掲載されているというのも理由の1つです。読んだことはないけど、名前は見たことがある本もいっぱい。早速探して読んでいきたいところです。
読み終わったら売ろうと思ってましたが、家に常に置いておいてたまに見返そうと思います。
- 感想投稿日 : 2016年10月1日
- 読了日 : 2016年10月1日
- 本棚登録日 : 2016年10月1日
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