宮部みゆきさんの作品で、初めて現代を舞台にした小説を読んだ。数ページ読めば気付けば時間は過ぎ、一つの短編が読み終わっている。なかなかに面白い。
下町の古書屋を舞台に、本をきっかけに事件が巻き起こる。その事件を古書屋で働く祖父と孫が解決していく話。
解説に書かれている、読後感はほのぼのとした、すっきりとした、心温まる印象の多い短編集…ん?とここで違和感を覚える。中身壮大なあれな事件が多い気も…でも確かにほのぼのとした読後感…
そんな違和感の正体を教えてくれたのは、同じように解説の『大森 望』さん。結局は宮部みゆきさんの力です!てな感じですが…すごいなぁーって感じる。(こなみかん)
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年11月27日
- 読了日 : 2020年11月27日
- 本棚登録日 : 2020年11月25日
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