未だにプリンセス・ストーリーの申し子のような女性が、たくさんいる現代にこの本は打ってつけ。
某サイトであまり評価が高くなったので、どんなものかと思って読んでみましたが、少し年代が古いとか、授業を受けている学生のレヴェルが低いとか、そんなの関係なくジェンダー入門編には良書だと思います。
若桑さんの「人生の先輩」としての学生たちへの期待、そして彼女たちへの将来へのエールを感じました。
「プリンセスになる」という叶うことのない夢を幼少のころから見させられていた女性たちは、その夢から覚めなければ、本当の人生は姿を現せてはくれないのだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
社会科学
- 感想投稿日 : 2011年12月28日
- 読了日 : 2011年12月27日
- 本棚登録日 : 2011年12月25日
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