空飛ぶ広報室

著者 :
  • 幻冬舎 (2012年7月27日発売)
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本棚登録 : 11123
感想 : 1274
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待ちに待ってやっと読めたこの作品。
わが図書館は順番待ちの競争率がとても低い良い(?)図書館だが、この本だけは例外だった。久々に数か月待った。
有川さん大人気なんだな。

有川作品を読むのはまだ2作目。
有川さんといえば、べたべたの甘々との評が多いので構えて読んだが肩すかし?たまたま?
自衛隊シリーズはこんな感じなのだろうか。

いずれにせよ、純粋に楽しめた。
私の中での自衛隊の知識もリカと同じようなもので、ほとんど何も知らないに等しい。
そういう意味でもリカの気持ちに同化して、自分も読んでいくうちにすっかり自衛隊擁護派になってしまいそうになった。
簡単に結論を出すことはできないけれど、こういう小説を読むことによって自衛隊のことや9条のことを考えるきっかけになるのも悪くない。

そして、やはり「あの日の松島」。
数か月前にNHKのサラメシでブルーインパルスのパイロットたちが出演した特集を見て、この時も彼らの松島への思いが伝わってきてぐっと来た。
だから余計にこのエピローグはジーンときた。
今度近くで航空ショーがあったときは見に行ってみようか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年5月26日
読了日 : 2013年5月25日
本棚登録日 : 2013年5月26日

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