多数決を疑う――社会的選択理論とは何か (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店 (2015年4月22日発売)
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感想 : 156

前著のマーケットデザインを含め、もっと世に知られるべき考え方だと思う
デザインの観点からも小選挙区制は政治権力を強化した一方で民意を反映しにくくなっており益々独裁を強める方向に向かっている気がしてならない
イデオロギーの時代から多様性の時代となり二者択一では無く複数選択肢、複数回答のような選択方法を考える必要が益々高まっていると思う
選択方法の学問的根拠を学ぶのは義務教育に入れてもいいぐらいに重要なことと思った

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 社会
感想投稿日 : 2017年12月4日
読了日 : 2017年12月4日
本棚登録日 : 2017年12月4日

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