人口減少時代の土地問題 - 「所有者不明化」と相続、空き家、制度のゆくえ (中公新書 2446)

著者 :
  • 中央公論新社 (2017年7月19日発売)
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【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 「誰の土地かわからない」-なぜいま土地問題なのか(空き家問題の根源ー森林・農村から都市へ/なぜ管理を、権利を放置するのか/法の死角ーあいまいな管轄、面倒な手続き/下落する土地の価値ー少子・高齢化、相続の増加)/第2章 日本全土への拡大ー全国888自治体の調査は何を語るか(死亡者課税による“回避”-災害とは無関係の現実/相続未登記、相続放棄の増加ー土地に対する意識の変化/行政の解決断念ー費用対効果が見込めない)/第3章 なぜ「所有者不明化」が起きるのか(地籍調査、不動産登記制度の限界/強い所有権と「土地神話」の呪縛ー人口増時代の“遺物”/先進諸外国から遅れた現実ー仏、独、韓国、台湾との比較)/第4章 解決の糸口はあるのかー人口減少時代の土地のあり方(相続時の拡大を防げるかー難しい法改正と義務化/土地の希望者を探せるかー管理・権利の放置対策/「過少利用」の見直しをー新しい土地継承のあり方)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 所有
感想投稿日 : 2020年12月31日
読了日 : 2017年8月19日
本棚登録日 : 2018年11月17日

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