『月に吠えらんねえ』
変態なのも偏ってるのも承知だけど、愛している。
「読書の快楽は
どれだけ強固な偏見にもとづいて解釈=自分の位置を決めるかによる 」
とは村上春樹さんのことばだった気がする。(おそらく『若い読者のための短編小説案内』)
とくに興味深いのは「朔君の□街」における住所。
「サの2番」という番地はおそらく、書架ラベルのパロディ。欠番の「サの1番」はおそらくきっと「犀」のこと。異邦人として戦場を彷徨う彼。今はじぶんの街まで戻っているのかなあ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2018年1月30日
- 読了日 : 2018年1月27日
- 本棚登録日 : 2018年1月27日
みんなの感想をみる