★2014年4月30日
「生きる」とは何か。
この薄い本の中に、究極の体験から導き出された答えがある。
この本に出会うのに、こんなに長くかかった意味を思う。
高校生の時に出会って感銘を受けた、というような感想を目にするに付け、自分にはこの本を理解できる時に出会うため、これほど長い準備期間が必要だったのだなぁと思う。
きっかけは、先月読んだ『神様のカルテ』だ。やりたいことがみつからない屋久杉君に、ハルさんが勧めていた。屋久杉君はこの本をきっかけに変わっていく。何が書いてあるのか?と気になった。
生きることに意味があるのではない。
生きることが、私たちにどういう意味を持たせるか?と問いかけているのだ。
コペルニクス的変換!
今ここでアドラー心理学にようやくたどりついた!
人生の神秘を思わずにはいられない一冊。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
哲学
- 感想投稿日 : 2014年5月3日
- 読了日 : 2014年4月30日
- 本棚登録日 : 2014年5月3日
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