保守の本分 (扶桑社新書)

著者 :
  • 扶桑社 (2013年8月31日発売)
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本棚登録 : 66
感想 : 5
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本の前半は、ネトウヨたちの行動や言動に対して、非常に論理的に彼らが間違っていることを説明してくれていて読んでいて痛快だった。中盤の反原発の話も全ては賛同しかねるものの言いたいことはわかった。ただ終盤はえっと思った。日本が先の大戦でアジア諸国に迷惑をかけたという話までよかったのだが、河野談話や村山談話を是としている主張が多くあった。先祖が悪いことをやったのだからその子孫は謝るべきと言っているのだが、謝罪や賠償はすでに済んでいることや従軍慰安婦問題は戦後しばらく経ってからの後付け理論であることが欠落していた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 政治
感想投稿日 : 2013年9月27日
読了日 : 2013年10月1日
本棚登録日 : 2013年9月27日

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