「バブル入社組」世代の苦悩と闘いを鮮やかに描く半沢直樹シリーズ第2弾。
バブル世代の入社組ということで、畑違いではありますが、同じ世代としてとても共感しながら読みました。
金融界で活躍するためにはどれだけの苦悩がのしかかるのかが、活字を通して強く伝わってきました。
社会を支えるのが金融界なのか、社会をけん引していくのが金融界なのか、考えさせられながらも半沢直樹のような存在が稀有な者であることもよくわかりました。
自分の思いを貫き通す強さと状況をしっかりと見極めながら次の一手を打つようなしなやかさが必要だと感じました。
そして、ありきたりではあるけれど、仲間の大切さも改めて思い知らされました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
現代小説
- 感想投稿日 : 2022年8月22日
- 読了日 : 2022年8月22日
- 本棚登録日 : 2022年8月22日
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