金曜日の砂糖ちゃん (Luna Park Books)

著者 :
  • 偕成社 (2003年10月1日発売)
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本棚登録 : 2107
感想 : 276
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表紙の砂糖ちゃんのかわいさにジャケ買いです。

表題のお話はカマキリが最初怖かったんですけど、砂糖ちゃんがいなくなってもその場に一匹残るカマキリがなんだか切なくて、かわいいやつに思えてきました。

「草のオルガン」が好きです。僕とカラス、バッタや蝶、ならないオルガンを通した秘密の交流がわくわくして魅力的でした。

最後の「夜と夜のあいだに」はちょっと怖かったな…。
大人の知らないこどもの世界という感じなのでしょうか。夜が子どものものになることがあるんだなぁ。

とてもきれいでかわいいのに仄暗さと静けさが常に感じられる不思議な絵を描かれる作家さんですね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 絵本
感想投稿日 : 2014年3月8日
読了日 : 2014年3月8日
本棚登録日 : 2014年2月23日

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