表紙の砂糖ちゃんのかわいさにジャケ買いです。
表題のお話はカマキリが最初怖かったんですけど、砂糖ちゃんがいなくなってもその場に一匹残るカマキリがなんだか切なくて、かわいいやつに思えてきました。
「草のオルガン」が好きです。僕とカラス、バッタや蝶、ならないオルガンを通した秘密の交流がわくわくして魅力的でした。
最後の「夜と夜のあいだに」はちょっと怖かったな…。
大人の知らないこどもの世界という感じなのでしょうか。夜が子どものものになることがあるんだなぁ。
とてもきれいでかわいいのに仄暗さと静けさが常に感じられる不思議な絵を描かれる作家さんですね。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2014年3月8日
- 読了日 : 2014年3月8日
- 本棚登録日 : 2014年2月23日
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