* 終始車の中の電話のみで物語が進むという設定が面白い。メリハリがあるわけではないが、90分という短い時間なので、ダレずに最後まで引き込まれながら見れた。
* 同時多発的に精神的に辛いストーリーが同時並行して行く中で主人公が様々な決断をしていく。職場の情けない部下にも、どうしようもない愛人にも、キレずに冷静に対応していくのが、不思議と素直に凄いなと思える。
* 主人公はその行動の先に希望がないことも知っている。ただその行動を起こすということに「父親とは一緒にならない」という姿勢があり、それが全てのモチベーションになっている。
* 仕事も家庭も一夜で全てを失うその決断の理由が、この父親へのトラウマという設定なのだが、そこがどうしても掴みきれないのだが、それも一つの男の譲れない生き方なのだろうか(不倫して子供つくっといてかっこいい生き様みたいなまとめ方もしにくいが…)
* 一方通行のハイウェイが比喩的に後戻りできない人生を表しているんだろうな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年3月23日
- 読了日 : 2019年1月26日
- 本棚登録日 : 2019年1月26日
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