海辺のカフカや1Q84と同様、二つの物語が交互に展開していくのだけれど、それらは短期間に一気に読めたのに比べ、こちらはなかなか読み終えるまでに時間がかかった。特に「世界の終り」の世界は、なかなかイメージができなかったせいもある。最後も、前述の2つの作品が2つの物語が完全に一体化したのに比べると、読者任せな終わり方になってしまって、やや消化不良っていう感じ。「ダニー・ボーイ」が2つの世界を結びつける鍵だったのか?主人公は大食いの女と太った女のどちらが好きだったんだろう?
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年8月16日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2014年8月16日
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