友達の父親に薦められて初めて知った連城三紀彦。
ミステリーであり、恋愛小説であるというのが非常にわかる。
ミステリー要素と恋愛要素のどちらも兼ね備えているが、本質は文学だと思う。文の美しさを感じた。
どの短編の作品も、すごく情景が思い浮かび、殺人が起こっていても、なぜか静寂な感じがしていて、なんていうかすごい雰囲気のある本だなと思った。
文学好きな人は好きだと思うけど、ミステリー好きな人は嫌いなんじゃないかと思う。
読書状況:読み終わった
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書籍
- 感想投稿日 : 2014年1月24日
- 読了日 : 2014年1月24日
- 本棚登録日 : 2014年1月24日
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