中学や高校の頃、どうやってクラスのなかで生活していたか、ほとんど覚えていない。それは部活動に打ち込んでいた、というか没頭していた?気を紛らせていただけかもしれないが、日中の休み時間に誰とどんな話をしていたか?全く覚えていないが、誰としゃべるかあるいはつるむのかが、安定した毎日を過ごすのに不可欠であったことを思い出した。
ともするとステレオタイプに括られがちな少年時代であっても本人達はそれぞれの個別の毎日をなんとか生きていたのかなと。少しグレ気味の友達との仲やムシするといったイジメのなかを掻い潜りながら、あれらがあって今があるというような流れのようなものを再確認した作品だった。
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- 感想投稿日 : 2016年7月9日
- 読了日 : 2016年7月9日
- 本棚登録日 : 2016年7月9日
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