東野圭吾氏の昨年(2014)8月に文庫化された本を、図書館で1年近く待って読むことができました。
短編が4編、収録されています。主人公はホテル・コルエテシア大阪のフロントで勤務する、山岸尚美です。勤務の内容のせいもありますが、人物観察眼に優れていて、4編目では、殺人事件の解決に役立つような活躍をしています。
ホテルに来る人には多様な人がいますが、彼らが仮面をかぶっていることを見抜いていつつも、さりげない対応をしているホテルマンの姿を垣間見ることができた、楽しい作品でした。
2015年9月22日作成
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説・歴史小説
- 感想投稿日 : 2015年9月22日
- 読了日 : 2015年9月22日
- 本棚登録日 : 2015年9月15日
みんなの感想をみる