自分に与えられた場所で、自分に与えられた運命を受け入れ、自分の役割を日々真摯にこなしている。
そんな登場人物たちに心が洗われた気がしました。
ささやかな楽しみが、仕事のあとのアイスクリームって。
ふふふ、私とおんなじだ。
個人的には『ハモニカ兎』が一番おもしろかった。
「犠牲」「牽制」「盗む」「重殺」・・・
これをそのまま翻訳したら、どんな競技なんだ!?と確かに不安になるかも。
新聞で「死球」という文字を見つけて、なにこれ、死んじゃうの!?と驚いていたうちの子どもをふと思い出しました。
そういう日常のふとした違和感をストーリーにしてしまう小川さんって、ほんとすごい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年7月11日
- 読了日 : 2016年7月11日
- 本棚登録日 : 2013年6月4日
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