未踏の時代 (日本SFを築いた男の回想録) (ハヤカワ文庫 JA フ 3-1)

著者 :
  • 早川書房 (2009年12月10日発売)
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感想 : 11
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巻末の『著・訳書目録』を見ると、若いころに読んだ本がちらほら。ずーっと昔に私にSF好きの種を植え付けたのはもしかしたらこの人なのかも知れないなあ。他の人が書いた本で、この人の仕事の仕方について独善的だとか結構厳しい言い方をしているのを読んだけど、何はともあれこの人を抜きに日本SFを語れないのは確かでしょう。高橋良平の本の雑誌での連載の内容とちょうど時期があっていて興味深いし、大好きな野田昌宏にちょぴっと触れているところもうれしいし、満足の一冊。それにしても、この表紙の表情の素敵なこと!若々しくて、生き生きとしていて。こんな顔して仕事したいもんだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: やっぱりSFはやめられない
感想投稿日 : 2010年7月19日
読了日 : 2010年7月19日
本棚登録日 : 2010年7月19日

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