図書館で。
うっわ、確かに恋だ。恋物語だ。
それを語るのが恋とは物凄い、ぶっちゃけ対照的な所に居そうなカイキさんってのが又面白い。そして恋なんていかほどのものぞって結論が又すごいや(笑)
正直、年齢的にも考え方も、青臭くて偽善的で薄っぺらいアララギ君よりもカイキさんの方が色々な面で自分に近くてとても読みやすかった。アララギ君は幼女や童女や少女や妹に息をするようにセクハラするようになってるし… あまり親近感を感じられないので(感じられたらそれはそれで困るけど)。
それにしてもすごいな。(一応)主人公に「お前にできる事は何もないんだよ」と言い募り、ホント何もせずに退場させる本って。人間だって色々な面があるのだから完全な悪も善もなく、見解の相違なんだよなぁ。だから反対意見も反対の立場も尊重…は出来ないかもしれないけど、そう言う考え方もあったのか、とかそう言う人も居るのねと許容して折り合いを付ける事は必要なんだろうな。
正直、カイキさんのアンチヒーローっぷりが痛快でした。アララギ君よりは確実に好きだ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ラノベ
- 感想投稿日 : 2019年7月22日
- 読了日 : 2019年7月22日
- 本棚登録日 : 2019年7月22日
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