安曇野の白い庭 (新潮文庫 ま 19-6)

著者 :
  • 新潮社 (2005年3月1日発売)
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本棚登録 : 68
感想 : 9
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図書館で。
少し前にパラ読みした三浦しおんさんの本で取り上げられたので読んでみました。

なんて言うのか、典型的な昭和初期のオッサンって感じの思考と行動で自分には合いませんでした。まぁ年齢的にはオッサンじゃなくてもうオジイサンだろうけど。自分と違う意見を認めない姿勢もそうだし、気に入らない事はすべて「女や女のような男」の好みだと言いたい放題。いやぁ、こういう男性ばかりが幅を利かせてたんだから(今も幅を利かせてるだろうけど、今の方がまだマシな状況だと思うので)そりゃあ女性やマッチョな男性主張に同意できない男性は生きにくい世界だったんだろうなぁ、昔の日本って。そしてそれでもちゃんと妻帯者なんですよね。まぁ一昔前の人は結婚しない人間は大人じゃないぐらいの意識がありそうだけど。

と言うわけで簡単に言うと自分の自慢話ばっかりで、ああそうだ、自分がエッセイ苦手なのは人様の面白くもない自慢話ばかり読まされるのに辟易したからだったなぁと思いだしました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 随筆
感想投稿日 : 2022年5月29日
読了日 : 2022年5月29日
本棚登録日 : 2022年5月29日

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