マンハッタン少年日記 (河出文庫)

  • 河出書房新社 (2006年11月3日発売)
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本棚登録 : 71
感想 : 8
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図書館で。60年代の少年の非行日記というか…こういうの読むとなんでエイズが蔓延したのかわかるような気になります。どう優しくいってもダメ人間な主人公ですが別に人としてダメな訳ではない。でもやっていることは人として最低な事が多いですけどね。

なんか若さが溢れすぎてて自分でも制御できずどうしたらいいのかわからないんだろうな~という感じで。バスケしててもダメなのか…。そうしたらどうしたらいいんでしょうね?青春時代って面倒くさい。良いことばっかじゃないんだよな~ でもこういうやんちゃしていた大人に限って若い世代が問題起こすと「俺らも若いころはかなり無茶な事をしたよ。でもやっていいことと悪いことの区別はついていたな。そのラインは越えたことがなかった」とかしたり顔で説教したりするんだよなあ…。

それにしても日記書くって行為は自己顕示欲の表れのような気がします。まあこんな文章書いてる自分もかくもがな、なのですが。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2014年5月19日
読了日 : 2014年5月19日
本棚登録日 : 2014年5月19日

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