ぬばたまおろち、しらたまおろち (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社 (2017年9月11日発売)
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本棚登録 : 301
感想 : 37
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図書館で。他のシリーズが気になったので、とりあえず過去作を借りてみました。少女小説でした。

なんて言うのか、これを無理に一つのお話にする必要あったのかな、という展開。個人的には彼女が岡山で大蛇と悪い竜を退ける辺りで終わりで良かった気がする。それか学園編を抜いて、過去の話とリンクさせて終わらせた方がすっきりするんじゃないかなぁ。

伯父さんと伯母さんを騙すのも無いよな。うん。
世話になった親族よりも学者先生を信頼するのもよくわからないし。まだ彼女の母親と知り合いだったとかいう設定があれば理解できたんだけど。

その後はウキウキ学園編が始まってナニコレ?って感じになり、雪君の登場でラブコメかよ…と大分冷めてしまい、その後は流し読みしてしまいました。最後には彼女を探していたというのがわかるんだけど、学園に入ったころは普通の人間なのに空が飛べるのか?って不思議だったし。後、友人には好きな人がいるぐらい言っとけば良いのになぁとその辺りもよくわからないなぁと首を捻りました。
雪君の正体ももっと伏線入れてくれてたらなぁ… シリーズみたいですが私はここまででいいかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ファンタジー
感想投稿日 : 2020年8月18日
読了日 : 2020年8月18日
本棚登録日 : 2020年8月18日

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