図書館で。銃・鉄・病原菌が借りられていてなかったので同じ作者さんの本をとりあえず。解説で翻訳者が海外から取り寄せようとしたとき、タイトルでポルノ系と思われ輸入にひっかかった、と言う小話が面白かったです。
人間の生殖行動を他の哺乳類と比べるとなかなかに特殊で面白い、と言う意味で「FUN」なんだろうな。確かに楽しい(笑)。そしてこの本を読むと古来より男性が狩猟に行くのは妻や子に獲物(動物性たんぱく)を持ち帰るからという大義名分がいかに嘘かという事がよくわかる(笑)釣った魚にエサをやらないのは人間がある意味動物だからなんだなあ〜とよくわかりました。と言うか当たり前のことなんですが。
女性と男性の分かり合えなさと言うのは遺伝子の拡散と保存、さらに継続と言う点で投資の面からも負担の面からも全然価値観が違うという事もよくわかりました。そりゃあ対立するわねえ。
そして今後、男性でも女性でも独り身でも子育てが楽になったらまた変わっていくんだろうな。数百年後には結婚と言う概念もなくなったりして(そのころまで人類が生存していたらの話ですが)
利己的な遺伝子もきちんと読み直そうと思いました。あれ、どこかにあるはずなんだな、うん…
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2014年2月1日
- 読了日 : 2014年1月29日
- 本棚登録日 : 2014年1月29日
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