熊本の高等学校を卒業して、東京の大学に入学した小川三四郎は、見る物聞く物の総てが目新しい世界の中で、自由気侭な都会の女性里見美禰子に出会い、彼女に強く惹かれてゆく…。青春の一時期において誰もが経験する、学問、友情、恋愛への不安や戸惑いを、三四郎の恋愛から失恋に至る過程の中に描いて「それから」「門」に続く三部作の序曲をなす作品である。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2017年8月19日
- 読了日 : 2017年8月19日
- 本棚登録日 : 2017年8月19日
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