細雪(中) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1955年11月1日発売)
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本棚登録 : 2484
感想 : 136
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まさか板倉さんが、、続きはどうなるんでしょう!?
中巻で印象に残った場面は、出水時の板倉と奥畑の対応を比較して「人間の真価はああいう際に本当によくわかるものである」となった場面で、まさにその通りだと思った。非常時の対応は、その人の普段の行いや心持ちが如実に現れる場面である。誠実な人間は、普段からそのような行いを自然と行なっているもので、自身の行動の戒めにもなる一説であった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 純文学
感想投稿日 : 2020年6月7日
読了日 : 2020年6月7日
本棚登録日 : 2020年5月13日

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