城山三郎『価格破壊』角川文庫 読了。日本の流通機構に革命をもたらしたダイエー創業者 中内功がモデルの経済小説。大衆に寄り添う徹底した企業理念のもと、再販制度にまみれた暗黒大陸に明かりを灯す。あくなき創造的価格破壊によって大手に立ち向かう姿は痛快。凋落を描く幻の続編を想像してみたい。
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- 感想投稿日 : 2023年9月30日
- 読了日 : 2021年3月4日
- 本棚登録日 : 2021年2月27日
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