新装版 竜馬がゆく (5) (文春文庫) (文春文庫 し 1-71)

著者 :
  • 文藝春秋 (1998年10月9日発売)
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感想 : 258
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全8巻の物語もここからが後半の折り返し。
長州が半分、次いで薩摩、竜馬の話という感じ。
長州が無念の大敗を喫し、血生臭さが増していく。
竜馬は、勝海舟の神戸海軍塾の解散、西郷との出会いを経て、やがて会社の設立を思い描いていく。

長州の池田屋ノ変など、重暗い話が続くなか、
おりょうさんが個性を爆発させるエピソードが印象的で、菊の枕エピソードや、お田鶴さんとの女同士のバトルなど、閑話休題として面白かったです。

いよいよ薩長同盟が近づいてきたかという感じで、
次巻も楽しみです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年3月5日
読了日 : 2024年3月5日
本棚登録日 : 2024年2月12日

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