前作で脳死肝移植を成し遂げた当麻鉄彦でしたが、結局病院を追われる羽目になり、日本にも居辛くなって台湾の病院に新天地を求めます。今作はその台湾の病院での活躍から始まります。
もちろん腕が悪いわけではないので、台湾の病院でもすぐに当麻を頼ってやってくる患者は出てきます。当麻の技術が見たいと若い医師もやってきたりします。
代わりに元いた追われた病院ではかなり頭の痛い状況に。腕のいい当麻を追いやったことが減収につながり、新たに雇った医師はどうも腕が悪い。残った医師や技師さえも辞める気配で、これからの展開に目が離せません。
看護師からすれば、実際腕の悪い医師ほどたちが悪い…。読んでいると大学病院勤務時代を思い出して時々もやもやします(笑)。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2012
- 感想投稿日 : 2012年10月7日
- 読了日 : 2012年10月6日
- 本棚登録日 : 2012年9月30日
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