前巻に引き続き、砂の皇国編。
砂の皇国・皇太子に披露したアメフラシの力をイラーダたちは厳しく批判する。理由は予想通りだったけれど、その事実を受けて落ち込むだけじゃなく、自分の目で皇国の現実を知りたいと一人旅立つニケの行動力に脱帽。というわけで今巻ではリビの登場はほとんどありません(笑)そこは次巻に期待。
イラーダは……良い人ですね。誠実で優しく民のことを第一に考え行動する。彼がいるからこそ、砂漠の民たちは苦しい状況に耐えて日々を過ごしていけるのだと思う。けれど、イラーダ自身の幸せはどうなんだろう?とも思うけどね。ニケを彼が求めるのは初めて触れた癒しの存在だからなんだろうけれど、ニケの意思を無視した行いは彼女の心を歪めてしまうだろうけれど。恋心と責任の重さがイラーダの理性を揺らがせたのかな?
次巻で砂の皇国編は終わりらしいけれど、リビがこのまま黙っているわけないし、この問題をどう解決させるのかな?リビは干害地区に対する大規模な支援対策とかを密かに実施しようとしてたり、ニケは例の花の蕾を咲かせたりするんだろうと予想。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
花とゆめコミック
- 感想投稿日 : 2013年8月22日
- 読了日 : 2013年8月22日
- 本棚登録日 : 2013年8月22日
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