全編一気読みでした。
宮部みゆきさん天才すぎる。
圧巻の心理描写で、
この分量をあっという間に読ませる。
登場人物たち全員の心の動きが読めて、
最初と最後ではもつ印象が全く違う。
藤野涼子も、野田くんも、神原くんも。
井上くんも、ヤマシンも。
三宅さん、浅井さんも、大出くんも。
柏木くんも。
みんな、必死な中学生だった。
真実を見つけようと努力した、中学生だった。
物語冒頭から撒かれていた伏線は
とっくにある1人を指していたけれど、
語られる真実があまりに苦しくて、終盤は号泣。
柏木くん、やっぱり死んだらいけなかった。
殺しちゃいけなかったよ。
生きて、謝って。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年12月30日
- 読了日 : 2021年12月30日
- 本棚登録日 : 2021年12月23日
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