死の匂い (創元推理文庫 140-4)

  • 東京創元社 (1963年10月26日発売)
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感想 : 6
3

(あらすじ)
ステラは大富豪の一人娘。唯一の肉親である父が病に倒れ、多くの名医達が手の施しようがないと諦める中、一人の青年医師スペンサーが治療に辺り、父は奇跡的に助かった。

ステラの人生に現れたプリンス=スペンサー、やがて二人は結婚する。スペンサーは自分の研究に打ち込むための研究所がほしいと望んでいた。ステラは資金協力すると口では言っていたが、のらりくらりと先延ばししていた。

研究所を与えてしまうと彼は研究に没頭し、自分の事を省みなくなる…と思い、旅行やギャンブルなどの自分の世界に彼を連れ回す。この金銭感覚のズレが次第に夫婦間の亀裂となっていく。

やがて大富豪である父亡くなると、夫の反撃が始まる。彼女に恐怖と死の影がじわじわと迫って来る。
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私はこのヒロイン、好きになれない。一体どうしたらそんな結論に至るのか?彼女の思考回路がわからない。

ただただ夫を自分の側に侍らせたくて、彼の夢を阻害する。全くもって子どものように頭が悪い。そのくせ自分では頭がいいと思っている。読んでいるとイラ

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 海外ミステリー
感想投稿日 : 2021年8月13日
読了日 : 2021年8月13日
本棚登録日 : 2021年8月13日

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