株価暴落 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋 (2007年3月10日発売)
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感想 : 363
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池井戸潤さんの9作目で金融とミステリがベストバランスで描かれた文句なしの傑作ですね。私は著者が完全に音楽と芸能人を意識していると確信しますが、白水銀行の板東(英二じゃない)に巨大スーパー・一風堂(すみれセプテンバーラブが有名)に刑事の野猿(とんねるずの音楽グループ名)と最後に脅迫者の案山子はさだまさしの名曲ですね。本当に心憎い程に巧くできた筋書きですね。悪い奴らが汚い手でもって正義を踏みにじる展開に何とか神よお助けをと祈っていましたら、危ない所でギリギリ間に合って悪党に天罰が下り心からスカッとしましたね!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2019年5月18日
読了日 : 2019年5月18日
本棚登録日 : 2019年5月18日

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