シリーズ5作目
同じ構成なのだが、それぞれの想いが複雑に絡み合い、過去へ行く。
皆少なからず、過去に戻れたら・・・。と思うことはあるだろう。
そんな事を思わせる1冊です。

2023年11月9日

読書状況 読み終わった [2023年11月9日]
カテゴリ 川口俊和

2023年本屋大賞受賞作
大変読み応えのある一冊でした。
家庭に同じような問題がある櫂と暁海の二人が、必然の様にめぐり逢い
必然の様に別れ、最後には必然の様に寄り添い、櫂は星になる。
最後には暁海が両親の同じような家庭環境となってしまう。
が決して不幸せではない。
一気に読んでしまいました。

2023年11月9日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2023年11月9日]
カテゴリ その他

今作は、最近の作品より展開、構成がいいなと思ったのですが
ホームズの活躍は従来通りのような気がする。

登場人物が多く、その関連性が複雑だったかな
また、殺人者の関連性が薄い気がする。
それゆえ最終項では力業で纏められた感じがする。

2023年5月4日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2023年5月4日]
カテゴリ 赤川次郎

この手の長編は、導入部はなかなか進めないが、その後に展開には、引き付けられ一気に読み切ってしまった、最後にオオカミさまの正体まで綿密に計算されたストーリーに感服しました。

2023年2月8日

読書状況 読み終わった [2023年2月8日]
カテゴリ その他

今回もホームズいいところで、活躍してますね。
犯人設定にはちょっと無理がある感じですが、今作も例のごとくあっさり読み切れちゃいました。

2022年9月12日

読書状況 読み終わった [2022年9月12日]
カテゴリ 赤川次郎

久しぶりの「小杉健治」である。
時代ものが多いイメージだが、「父からの手紙」そして本作と父親の子供を思う気持ちの大きさを感じされる一作である。
一気に読み切ってしまった。ドラマ化されることを強く希望します。

2022年9月6日

読書状況 読み終わった [2022年9月6日]
カテゴリ その他

荻原浩は裏切らない!
今作も、導入部分から読者を引き付ける。
巨大カマキリ、ハリガネムシ、そして自殺。何の因果関係があるのか。
その関連性が、最終的に解決の糸口になる。
それにしても最終部分の巨大カマキリとの対決は、手に汗握る展開でどう抵抗しても勝ち目がなさそうなところで生き残る。
秋村准教授と藤間ライターの戦いに拍手だ

2022年11月21日

読書状況 読み終わった [2022年11月21日]
カテゴリ 荻原浩

物語は、どうして最後にクライマックスが来るのだろう。
あたたかい涙が頬を伝わろうとする。
そして、バトンは次の家庭に渡されてゆく

2022年5月18日

読書状況 読み終わった [2022年5月18日]
カテゴリ その他

前作「カラスの親指」の続編になります。
騙し騙されを繰り返し、どれが本当なのか
後半の展開が気になり、一気に読んでしまった。

2022年7月26日

読書状況 読み終わった [2022年7月26日]
カテゴリ 道尾秀介

重松清のテーマ「生と死」の一冊である。
第一章は通勤時本を広げて読むには、憚れる内容であるのだが、第2章、第3章とといずれも、「死」の一線に関わり、「生」へとその道のりを変えてゆく。
それが、また使命でもある。
重松清ありありの一冊である。

2021年6月22日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2021年6月22日]
カテゴリ 重松清

4作目です。
4話からなる物語です。
4度泣けるというが、それほどでも。
でも、どれもみなそこそこ泣ける内容ではあったかな。
特に、最後のお話しは。娘を持つ父親として、分かるなぁ。と思う話だった。
東日本大震災が絡んでいたのですが、「エフエム仙台」からの依頼で書かれたという。
また、お話しの最後に「門倉さん」の名前が出てくるのですが、4話の中で出てこない苗字なので、あれ?と思ったら、第1話とつながっていた。

2021年11月30日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2021年11月30日]
カテゴリ 川口俊和

ページの一部が黒で白文字のページがあり、なぜだろうと思っていたら、
停電中の会話を表している。なかなか考えた方法と感心した。
例のごとく4話からなる、過去・未来へ移動しての会話からなっている。
しかしまぁ、この主人公である時田家の家系図がわからずらい。
本文とは、あまり関係ないのですが・・・

2022年1月18日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2022年1月18日]
カテゴリ 川口俊和

いやぁ・・
みっちり引き込まれてしまいました。
第1章は、なかなか展開が読み切れず、また主人公の凸貝なるまた何とも言えない名前に?と思いつつ読んでいた。
でも
最後の章では、同じ境遇の者たちがその思いを語り・・・
そして、汐子(主人公の姪)に励まされ・・
道尾氏の作品には、いつも引き込まれてします

2021年6月22日

読書状況 読み終わった [2021年6月22日]
カテゴリ 道尾秀介

いやぁ
ハードボイルドだね。

2021年6月22日

読書状況 読み終わった [2021年6月22日]
カテゴリ 荻原浩

「あなたたちのクラスが忘れてしまった大切なことを思い出させる」ために
現れた黒猫ノアの物語です。全18話
重松清らしい1冊です。

2021年6月22日

読書状況 読み終わった [2021年6月22日]
カテゴリ 重松清

展開が早いなぁ
でも、出てくる人物が次から次へと予想以外の行動に・・・

2020年3月10日

読書状況 読み終わった [2020年3月10日]
カテゴリ 道尾秀介

久しぶりのホームズです。
活躍ぶりは、登場時からは見て少なくなって来てますが
そこは老猫(これは失礼)なので許してあげよう!

いつもながら、さらっと読み切れるスピード感あふれる片山達です。

2020年1月27日

読書状況 読み終わった [2020年1月27日]
カテゴリ 赤川次郎

直木賞受賞作
解説の斎藤美奈子氏のとおり、家族の物語でありその「過去の発見」ないし「過去との決別」というべき物語だろう。
過去と向き合うっていうことは、未来に向けて踏み出すこと。いいかえると、止まっていた時間が動き出す瞬間を描いていると言えるんだろう。
荻原氏の今までの作品とは、また違った雰囲気と言えるのではないだろうか。

2019年6月3日

読書状況 読み終わった [2019年6月3日]
カテゴリ 荻原浩

重松氏には、珍しく会社でのリストラ(窓際族)からの脱却!
面白かった。特に後半は、一気に読むことになる。
次、どのように展開されるのか。とても気になってしょうがない。
成分不当表示、内部告発あり。一部の人間に罪を着ようとする会社を摘発する。
これはドラマになるでしょう。必ず見て見たいと思った作品です。

2019年4月29日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2019年4月29日]
カテゴリ 重松清

私もこの3月末で定年退職でした。
だから、手に取ったというわけではないのですが・・・

本書の主人公たちは、60歳での退職でしたが、私は65歳になりました。
主人公たちの行動が今の自分にも近いものと思えた。

何のために、通勤時間をかけてまでマイホームのためのニュータウンに住まなければならないのか?
いずれ、子供たちは、成長し、巣立ってゆくのに・・・

それでも、男たちは、家族のためそして自分の為に頑張ってきたのだ。
そんな定年ゴジラたちの日々が綴られていた。

2019年4月10日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2019年4月10日]
カテゴリ 重松清

主人公は何故探偵なのか、その風貌の理由は
それが、最後の最後に明かされる。
そして題名の『片目の猿』、その理由がなにか
それにつながる、探偵事務所のあるアパートの住人達。
主人公「三梨」は言う。
「世間の人間は鳩をみて、鳩だと感じる。雄だとか雌だとかは気にしない。
このアパートの連中は人を見て、ただ人だと感じる。それだけなのだ。
簡単なようで、手に入れるのが難しいその感覚を、彼らは持っている。だから強い」
そうなのだ。
身体的ハンディーが何なのだ。それはただ人間なのだ。
そんなことを、諭す一冊だった。

2019年2月8日

読書状況 読み終わった [2019年2月8日]
カテゴリ 道尾秀介

やっぱり、映像化してほしいね

2018年11月19日

読書状況 読み終わった [2018年11月19日]
カテゴリ 坂木司

やっぱり、荻原氏ですね。
期待を裏切らない。

8編からなる短編だが、それぞれのギブ・ミー・ア・チャンスである。
元力士、演歌歌手、漫画家脂肪、元CA、漁協職員、作家志望、タレント、漫才志望
それぞれの境遇で次なるそれぞれに挑戦します。

2018年12月7日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2018年12月7日]
カテゴリ 荻原浩

地元の新聞で「やる気のない准教授桑潟幸一と女子大生の活躍が面白い」との解説があったので、図書館から借りみた。
登場人物の設定の説明が前段長すぎて、なかなか読み進まない。
中ほどから、その展開とそのうち、桑潟幸一ことクワコーと女子大生の活躍が理解されてきたときには、貸出期間が迫り読み切ることが出来なかった。ので再び借りることにした。

やっぱり、「で」を「へ」と記述。
初めてだよ。この作家だけなのかな?

2018年9月3日

読書状況 読み終わった [2018年9月3日]
カテゴリ その他
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