オチまで完璧。これぞ駕籠真太郎。まったく飽きないですねぇ、最高です。表題作「大葬儀」を含む短編集ですね。駕籠先生お得意の、色々な性癖の人がどんどん出てくる、性癖の大渋滞みたいな話が多くてとても満足です。みんな生き生きと性を謳歌してる感じがまたいいんですよねぇ。「陰惨」な感じのエログロではなくて、あくまで快活としたエログロの中での表現に惹かれるんですわ。(だから「DISC」は雰囲気ちょっと違ってて新鮮でした)
「大試練」でアリス倶楽部の朗読するのには笑いました。そういう細かいとこ、好きです。
私は後半の話の方が刺さる話が多かったですね。「遠目塚先生の優雅な愉しみ」「西川ちえりの愉快な仲間」「DISC」なんかは刺さる刺さる…
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- 感想投稿日 : 2022年7月10日
- 読了日 : 2022年7月10日
- 本棚登録日 : 2022年5月4日
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