とくに俺のような高卒とかは、まずあとがきから読むこと。
そうすると、編集文献学というなんかよくわかんない分野があって、この本はそれについて書かれていることや、日本のアカデミズムな方たちでさえその分野に疎いし、この本を翻訳した人もカフカが専門でコンピュータとかはちょっと…って人なのに嫌々翻訳してるということがわかる。
そこまで敷居が下がってから読むとすんげぇ面白いし、翻訳した人の腕がすごい本。特に全編にわたって「文章」と訳さずに「テキスト」ってカタカナ表記にしてることとかで、原著者の意図したものが伝わってきてる。たぶん。前述のとおり俺高卒だからよくわかんないけど。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年4月23日
- 読了日 : 2012年4月23日
- 本棚登録日 : 2012年4月7日
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