The Girl Who Played with Fire: Book 2 of the Millennium Trilogy (Vintage Crime/Black Lizard)

著者 :
  • Vintage
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (752ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780307476159

感想・レビュー・書評

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  • ミレニアム3部作の中で、一番のお気に入りがこの第2部です。いろいろな事実が次から次に起こる上、アクション要素がたっぷりです。手に汗握りながら、次の文字を追っていくという、超興奮状態で楽しめる作品です。

  • 1作目から色濃いキャラクターとして印象に残っているSalander。この2作目では、彼女の生い立ちや知られざる過去、家族構成までもが浮き彫りになって、なぜ彼女が現在のpersonalityを形成するに至ったのかが明らかになります。なぜあんなに異様なまでに他人に心を開こうとしないのかも、納得・・・。そしてBlomkvistと共に、性的人身売買に関わるお偉いさん達についてのスクープをすっぱ抜こうとしていた2人が何者かに殺され、続いてSalanderの後見人も殺されているのが見つかる。現場に落ちていた拳銃に付着していた指紋のせいで本人が知らない間にSalanderが連続殺人犯で指名手配されてしまう状況に陥り、それでもSalanderの無実を信じるBlomkvistは、Salanderを追う警察とは別に、独自で調査を行う。その過程で次々に明らかになるSalanderの過去とは?人身売買と殺人事件と、何がどう関係しているのか??

    いやー、ハラハラドキドキで、実際にSalanderが追われる身になるあたりから展開が急に面白くなって、一気に読んでしまう感じでした。それまではちょっとエンジンかかるのに時間かかるかなー、という感じでしたが・・・。でもSalanderの過去が明らかになって面白かったし、これが3作目の展開にどう関係してくるのかが早く知りたいなーと思います。早く3冊目を入手しなければ。

  • 読了するのに、えらく時間がかかってしまった。
    読み終えても事件は解決せず次の作品へと続き、ちょっと消化不良。次を読まなくては・・・

  • 読まねば…だが冒頭読んでも読む気にならない。

  • なかなか読む順番がまわってこない^^;

  • 1より面白い!
    私はこの三部作をミステリー小説として読んでないから
    よりリスベットの人物像に迫ったこの2のほうが楽しめたのかもしれない。

    リスベット、知らないうちにいつのまにか殺人犯になってるし!
    そして露になっていく彼女の過去。
    彼女の過去を振り返ってみると彼女の頑ななまでの態度も納得。
    あんなんじゃ本当に人を信じられないよ。
    どこまでも続く陰謀。深い闇。

    それでも、今回の彼女は違う。
    一人で戦う気満々でも、今回彼女の周りには彼女を信じてくれるものたちがいる。
    彼女がどれだけ人付き合いが苦手といっても、
    やっぱりなんだかんだいって彼女が歩んできた道にできたその仲間。

    さてこれからが大切だ。
    第3部へと!

  • 700ページの大作で、なかなか本筋に入らないという難点があるが、本筋突入後は文句なしに面白く、一気に読めてしまう。ミレニアム・シリーズの第二弾で、主人公の出自が明らかにされていく過程が興味深く、また彼女が大事件の犯人として指名手配を受け、国中から追われ逃亡を続けながら真犯人を追うところは、まさにハラハラドキドキの典型という感じです。

  • 面白かったー。スウェーデン人の名前が覚えにくく警察関係者が多くなるにつれてちょっと苦労したけど。あと地名も覚えにくいので時々理解に苦しんだ。

    Lisbeth がゲストルームのたくさんある豪邸を購入したのが切なく、Mikael がその隠れ家とぬくもりのなさを発見した時のシーンが良かった。

    それにしても、出だしのリゾート地での出来事と高校生は、その後の話の展開になーんにも関わらないのが拍子抜け。あと、数式を言われても・・・、という感じでした。

    それでも、話の展開が面白くて惹きこまれた。次作がいよいよ最終作なのが残念。この本のように、あまりにも話の続きがあります、という内容でなくてまとまってるといいんだけど。でないと消化不良起こしてしまう。

  • さて第2部へ。


    こちらも700ページ超の大作でなかなか読み終わらなかったんだけど、ようやく!


    今回は第1部で謎に包まれて終わったSalanderの生い立ちが明かされる展開に。


    芯がとても強い子だけども強すぎるが故に反社会的と捉えられ精神異常者というレッテルを貼られ育ってきた子。


    そんな彼女が唯一心を許し始めたジャーナリストのBlomvkistの前から忽然と姿を消す。


    そんな中Blomvkistが仕事を共にしていたジャーナリスト夫婦とSalanderの後見人が殺害される。


    殺人現場に残されていたSalanderの指紋が有力な証拠となり、全国指名手配へ。


    Salanderの潔白を信じるBlomvkistは独自の調査へ乗り出す。


    次第に鮮明になっていくSalanderの過去。


    これも最初はぐだぐだで先が読めなかったけど、途中から一気にスピード感を増し、かなり驚く展開へ!


    しかも第1部はそれなりに完結されていたんだけど、今回は先が気になるシーンで第3部へ。


    いやーー、読書はここらで一回休憩しようと思ってたけど作戦変更で第3部だけ読んじゃうことにしましたw


    洋書ミステリー、面白い!!!

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