Who Was Isaac Newton? (Who Was?)

  • Penguin Workshop
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780448479132

感想・レビュー・書評

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  • 息子の学習用に買ってみた。
    一応読んだとのことだけど、あまり興味を示してくれず。
    (あ、あたりまえか。)
    なんかもったいないから私も読んでみることに。

    ニュートンなんて有名すぎてもちろん知ってる、と思ってたけど知ってるつもりになっているだけであんまり知らなかったことに気づいた。
    息子よ、読むきっかけをくれてありがとう。

    ニュートンが生まれる直前に父が他界し、3歳になったときに母からも離れることになってしまい、寂しい幼少時代を送ったと知り心が痛かった。
    しかし、彼の才能を見出しケンブリッジ大学のトリニティ・カレッジに入学できたことは幸いだった。というか、全人類が彼を支援した人に感謝するべき。
    途中ペストが流行り大学が閉鎖され、順風満帆にというわけにはいかなかったが、逆にこの期間が彼に思索する時間を与えることになった。
    この期間に「万有引力の法則」「微分積分法」「光の分析」などの実験や着想ができたらしい。
    緊急事態宣言でステイホーム中に多大な功績を収めた、と考えると天才すごすぎる。
    その後ケンブリッジの教授や造幣局長官などを歴任し、王立学会(Royal Society)の会長にもなり、地位と名声を手にいれることになる。
    またアン王女からナイトの称号を与えられ、ウエストミンスター寺院に埋葬されるという名誉な最期となる。

    すごいと思うのは、自分自身の研究もさることながら、その研究のためにニュートン式望遠鏡を発明したり、造幣局でも能力を発揮したり、周辺分野ですごすぎる実績を残しているところ。才能がマルチすぎる。
    しかも聖書研究や錬金術の実験なども精力的に行っていて、分野を問わない探究心やエネルギーが凄まじい。

    それから、ニュートン自身が天才であることは疑いようがないけれど、そんな天才もコペルニクスやケプラー、ガリレオ・ガリレイの先の発見がなければ才能を開花することがなかったかもしれない。
    そう思うと科学研究の積み重ねの重さ、先人の努力の有り難さを改めて思い知る。連綿と続いてきた人類の英知に思いを馳せると胸アツである。

    天才以外のその他大勢が何ができるか。それはもう次世代の天才のための土壌を作る、研究ができる環境を整える、平和な世界を作る、そのようなことに思える。

  • ニュートンがいろんな意味でヤバい人物であったことと、そうなった背景がよく分かる本。イラストが多いので理解を助けてくれるものの、シリーズの中では言葉遣いが難しいので、読み手を選ぶ。8000wd

    小さく生まれ、父親を知らず、母親は3歳で再婚。ひとりぼっちで育ったニュートンは科学と物作りが得意で農業はサボってばかり。才能を認められてケンブリッジ大学に。孤独を愛し、自分の仮説の検証に納得いくまで誰にも話したがらなかった。黒死病の流行時に思考が進み、清教徒だったため、国教会との折り合いをつけるため国王に直談判。晩年はHookeやRoyal Societyと対立。Principiaを執筆後は造幣局でも勤務し、偽造防止に一役買った。

  • 総語数:7986

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