Bruno Munari's ABC

著者 :
  • Chronicle Books
4.10
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本棚登録 : 81
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780811854634

感想・レビュー・書評

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  • ouiさんのレビューを読み、気になって手に取った絵本です。(素晴らしい本の巡り合わせ、ありがとうございます!)

    日本の〝あいうえお〟の絵本は意外と数が少ないですが、英語の〝ABC〟の頭文字から語彙を育む絵本は無数にあり、どの絵本も個性があって読むのが楽しいです。本書は大人向けのグラティック絵本でした。絵と白の余白、文字の配置のバランスが完璧!

    ちなみに、私のお気に入りはBとUのページ。

    a Blue Butterfly
     →絵の具の滲み方が絶妙かつ、ページにいっぱいに広がる蝶が伸び伸びしていて美しい。

    an Umbrella Up
    and an Umbrella
    Under the Umbrella
     →言葉遊びと絵柄が面白い。

  • ブルーノ・ムナーリのABCブック。
    友人の子への贈り物にと選んだのだが自分用にも欲しくなる。

    an Ant on an Apple
    に始まり、
    a fly going Zzzz....
    に終わる。

    テキストにある単語や形容詞が韻を踏んでいるのだけど、それがそのままムナーリの手でグラフィック化されるとものすごくスタイリッシュ。

    この字体はなんというのかわからないけど、一見幾何学的な図形を組み合わせた中にもどこか温かみがある字体。

    本作の絵もまたしかり。紡錘形や円、楕円、長方形、円柱、立方体などで置き換えられそうな物体が、ムナーリがちょっと手を加えると、もちろんみなよく知っているものなのに、これまで目にしたことのないような異化作用が起きる。

    色味もすごく良い。特に好きなムナーリ色は黄色。
    バナナ。カップ。レモン、凧、マッチの軸。止まれの標識、トランペット。

    でもいちばん好きなページはF。
    a Fly
    a Flower
    a Feather
    and a Fish
    more Flies
    羽の魚の青っぽい色が好き。
    このページからハエも登場。G以降のページを飛びつづけるハエを探すのも小さな楽しみ。

    あげるのやめようかな(笑)
    と思いつつ、自分がほしいものを人にあげる快感がないわけでもない。

  • ちょっと買ってみました!の絵本

  • 2才:ABCが大好きなので、わりと見る。
    絵は完ぺきに大人向けだと思うのだけど、アルファベットの形が好き見たい。

  • ブルーノ・ムナーリのABC。
    とにかくおしゃれ。ABCの勉強もできるし。

    「ZOO」のほうも欲しいです。

  • R太郎が生まれる前から持っていた本。

    ブルーノムナーリ独特の大人っぽ〜い子供向け絵本。

    2008/3 1歳11ヶ月。
    アルファベットが全部読めるようになったR太郎。ようやくこの本が楽しめるようになってきた…?

  • しかけ絵本みたいなサイトがステキ。http://www.ldj.tm.fr/munari/

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