裸でベランダ/ウサギと女たち

著者 :
  • PRE/POST Publishing
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780984595815

感想・レビュー・書評

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  • BSフジ「原宿ブックカフェ」のコーナー“コンクラーベ”で登場。
    http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/highlight/39.html


    下北沢B&Bの黒川安莉さんが、ラブリさんへ向けてプレゼンした1冊。
    『肉食系の男性がお好きということで、こちらをご紹介したいなと思いました。「このへんで一番近いプラネタリウムはどこか知ってるか?…僕の瞳の中だよ」というキザなセリフがあるんですけれども、そういう主人公の詩集です。また、ラブリさんは村上春樹作品がお好きだということで、その村上春樹作品に近い雰囲気の色気をこの物語のうさぎは出してくるので、草食動物が肉食な恋愛をするという、ぜひ読んでみてください』(下北沢B&B 黒川安莉さん)


    見事、ラブリさんの今読みたい本に選ばれました!


    原宿ブックカフェ公式サイト
    http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/index.html
    http://nestle.jp/entertain/bookcafe/

  • Twitterでキザな詩集を出した詩人がいるというのを見て興味を持ち、cakesのインタビューで惚れ込み、youtubeの詩人天気予報やライブ映像で面白いと思い、ペーパーバック版(1000円)を購入。キザといえばキザ、かっこつけだけど繊細なところもあり読んでて楽しい。/俺「おいおい、そんな所には砂つぶしかないよ」 雀「苦い砂を噛んでるのはオマエも一緒だろ」/君の笑顔がまぶしくて目をほそめてるだけなんだ 本当はぱっちりしたとびきりのふたえなんだけど できることならこの短い一生をひとえのまま過ごしたい サングラスなんていらないよ/この辺で一番近いプラネタリウムがどこにあるか知ってる? 俺の瞳の中だよ/水曜日 博物館の受付で、本物のレディに出会った。 木曜日 ずっと一緒にいようと、愛を誓い合った。 金曜日 まったく甘いフライデイナイトだった。 土曜日 彼女のダンナが俺を殺しに来た。/蜘蛛の巣に 引っ掛かった ティーパック カモミールの 水たまり 雨 鳥たちは お茶の時間/「ここから水をまいて、渋谷に雨を降らす仕事につけたらなあ」/。/きっとふたり、どこへ行っても生きていける。クラッカーと赤ワイン片手。パラシュート盗んで、砂漠の果て。/以上、本文からの抜粋。/出版社に送ったメール、飲んだくれの亭主とチョコ好きのワイフがふたりの関係を改善しようとウイスキーボンボンを開発したけど、ふたりで日がな銀紙をむきむき酔っぱらいつづけて、悲惨な結末に、という話しも印象に残る。

  • 最高れした。。

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著者プロフィール

詩人。2011年、アメリカの出版社PRE/POSTより詩集『裸でベランダ/ウサギと女たち』をリリース。以降、執筆活動を軸にラジオでの朗読や歌詞提供、欧米やロシアでの海外公演など幅広く詩を表現。近著に『かのひと 超訳世界恋愛詩集』(東京新聞)、燃やすとレモンの香る詩集『果実は空に投げ たくさんの星をつくること』(mitosaya)。
東京藝術大学 非常勤講師

「2021年 『季節を脱いで ふたりは潜る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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