Grundlinien der Philosophie des Rechts oder Naturrecht und Staatswissenschaft im Grundrisse: Werke in 20 Baenden, Band 7. Mit Hegels eigenhaendigen Notizen und den muendlichen Zusaetzen

著者 : Georg Wilhelm FriedrichHegel

• Suhrkamp Verlag AG (2012年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[モンタニャールおじさんさんの感想 · 2015年1月15日]

演習で読み終わった記念。個人の「即かつ対自的なan und für sich」意志から出発して、世界精神まで。ルソー―カント的な意志主義の系譜を引き継ぎつつ、歴史上登場した様々な制度や概念をことごとく己の体系の中に位置づけていくヘーゲルのやり方は、色々な部分で疑問を感じざるを得ないが、それでも一つの哲学体系として、非常に興味深い。