- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000000642
感想・レビュー・書評
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子供の好きなアンパンマン。
その作者について私は本当に無知だったので
この本を読んで何度驚いたことか。
てのひらを太陽に。この歌の作詞はやなせたかしであった。
手塚治虫の映画「千夜一夜物語」のキャラクターデザインを手がけた人。それはやなせたかしであった。
三越の包装にレタリングされている文字。あれを書いたのはやなせたかしであった。
みんな知ってた?
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タイトルで分かる通り、アンパンマンで有名なやなせさんの自伝本。<br>やなせさんは、乱歩みたいな感じで好きっす。いや別に作風が似てるとかって意味じゃなく、二人とも子供向けじゃ〜ん?と素通りしてて、随分年食ってから初めて手に取ったらおっとビックリかなりめに趣味にぴったしフィットな人でした。<br>で、これはやなせさん可愛らしいアンパンマン表紙で、「いやー若い頃はちょっとしたことで勃起しまくって困ったねー」とか書いててちょっと意外☆<br>あと、これによるとやなせさんは往年の少女マンガヒロイン王道パターンなことがたびたび起こってたらしいよ?「ええ?私のようなおっちょこちょいのみそっかすに何故全校生徒憧れのまと、生徒会長であるあなたが愛の告白を・・・!?」的仕事のオファーがたびたび押し寄せたらしい。<br>ホンマかいな。実際のやなせさんの当時の名声はどーだったんだろー。<br>まあ、特別ツボなとこがあるわけでもないんですけど、70代にして初めてブレイクしたやなせさんの人生わき道、それ道、面白いです。
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誰でも知っている永遠のヒーロー「アンパンマン」。
作者の「やなせたかし」が自分の半生とアンパンマン誕生を語る。
彼の人生の終盤戦で生まれたアンパンマン。その原点を伺い知ることのできる一冊。
本書より・・・”逆転しない正義とは献身と愛だ。それも決して大げさなことではなく、目の前で餓死しそうな人がいるとすれば、その人に一片のパンを与えること。”
「ボクをお食べよ!」byアンパンマン
これがアンパンマンの原点です。 -
やなせたかしさんのアンパンマンが誕生するまでの人生が書いてあります。大人のアンパンマンファンは、必読!生きることの大変さに優しさがひかる数々の詩を書いている方は、こんな人だったのですね〜なんでアンパンマンが生まれたかもわかります。
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まず感想。<br>
すごく面白かった!読めて良かった。
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今までやなせたかしさんといえばアンパンマンと「手のひらを太陽に」くらいの知識しかなかったけど、すごくいろいろな活動をされていたことがわかりました。
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(思わず〜さんをつけてしまうよ!)
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『アンパンマンの遺書』はやなせたかしさんの遺書でそういう趣旨の内容なのですが、ちっとも退屈しなかった。むしろこれだけでファンになりそう!(←単純)
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キティとかの今のサンリオが昔は「山梨シルクセンター」って会社だったこととか(山梨を音読みしたらしいよ)知らなかったこともいっぱい知ることができて良かった。
兵役のこととかね。
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やなせさんの奥さんが亡くなるあたりは泣きそうになった。。そのころやなせさんは「なんのためにうまれて なにをして生きるのか わからないまま終わる そんなのはイヤだ」という有名なフレーズに励まされていたみたいです。
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アンパンマンって自分から顔を与えたくせにその子の前で「顔が欠けて力がでない…」とか言うから恩着せがましいんじゃ!!と思ってましたが、作者が語るアンパンマンは格好付けてないのに格好良くて。
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最近のオススメ本になりそうだ(笑)