言語・知覚・世界

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000004893

作品紹介・あらすじ

ギリシャ以来、哲学の中心的なテーマの一つであった存在と意識の関係の問題は、現在、自然諸科学の豊富な成果に直面して、人間のあり方についての思索の中での新たな定位を求められつつある。本書は、伝統的な、世界と意識の問題に、知覚の構造の緻密な分析を手掛かりとして、新しい角度から光を与え、物・世界・他者の哲学的意味を探究するとともに、それらの言語的表現の検討を通して、科学の基礎にある二元論的世界像の構成の解明を企図した労作である。

著者プロフィール

1921~1997。岡山県生まれ。東京帝国大学理学部物理学科卒業、海軍技術中尉となる。哲学を学ぶため、戦後に同大学文学部哲学科に再入学。卒業後、数度のアメリカ留学を経て、東京大学教養学部教授、放送大学教授を歴任。時間、自我、知覚などにおいて独自の哲学をうちたて、多くの後進に影響を与えた。

「2021年 『新視覚新論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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