名詩名訳ものがたり 異郷の調べ

  • 岩波書店
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000022637

感想・レビュー・書評

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  • "名詩"を名訳した作品の紹介。訳詩の歴史から、個別の詩の解説まで。単純に訳すと言っても、いろいろな訳し方がある。井伏鱒二と小川亮作の作品は本当に素晴らしいと思う。
    2010/6/23

  • 「サヨナラダケガ人生ダ」「私の耳は貝のから」といった有名な作品は当然のこと、『ルバイヤート』や果ては中高地ドイツ語の『ミンネザング』まで。どれも正しく「名詩」「名訳」。
    ゲロックの「花薔薇」など、恥ずかしながらこの本で初めて知った作品も多い。(「いのち短かし、恋せよ少女(おとめ)」がアンデルセン作であったとは!)
    副題に「異郷の調べ」とあるとおり、他国の言語の多様さ、美しさに触れると同時に、日本語の奥深さに感動する良い本であると思う。tandaradei。

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著者プロフィール

1932年、岐阜県生まれ。55年東京大学文学部英文科卒業。大学院で比較文学比較文化を専攻。文学博士。東京大学名誉教授。著書『近代文学におけるホイットマンの運命』(研究社、1970、日本学士院賞受賞)、共著『亀井俊介と読む古典アメリカ小説12』(南雲堂、2001)、『語り明かすアメリカ古典文学12』 (南雲堂、2007)他多数。

「2021年 『物語るちから』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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