本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (63ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000031776
感想・レビュー・書評
-
1992年に出版された「新新宗教」の流れや特徴をまとめたブックレット。
92年と言えば、まだオウムが事件を起こしていなかった時期。
ここに載っている福永法源も、麻原彰晃も、逮捕されてしまいました。
新新宗教の動機は「新宗教」が「貧病争」であったのから、「生きることの虚しさ」へと移行しつつある。
島薗さんが、最後に「新新宗教の奇特さに驚く前に、現代社会にかけているものについて、まず想いをめぐらせるべきなのかもしれません」と結んでいるあたりが「いいこというな」と感じました。
「新新宗教」(特に、オウム)というのも、時代を示すひとつの重要なキーワードなのではないかと思う次第です。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示