13歳の娘に語る ガウスの黄金定理

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000052160

作品紹介・あらすじ

思春期の娘に高等数学を-数学を愛する父の無謀な挑戦。数学よりゲームがしたい娘の反撃にたじろぎながらも、算数レベルから合同式、二次形式論そしてガウス整数の世界へ。フェルマー、オイラーら、きら星のごとき数学者たちの足跡もたどりつつ、「黄金定理」こと平方剰余の相互法則の真髄に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 【配置場所】工大選書フェア【請求記号】412||K【資料ID】91132419

  • 整数論を比較的易しく解説した本。数学や算数って計算ができればいいてものではなくて、その理屈を考えるパズルのようなもの。その楽しさを親娘の会話を使って見事に表現してると思う。前著も読んで見たい。

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著者プロフィール

1956年東京生まれ。1997年『算学武芸帳』(朝日新聞社)で朝日新人文学賞、2006年『抗蒙の丘―三別抄耽羅戦記』(新人物往来社)で歴史文学賞、2014年『13歳の娘に語るガロアの数学』(岩波書店)で日本数学会出版賞を受賞。そのほか『小説日清戦争ーー甲午の年の蜂起』(影書房)、『13歳の娘に語るアルキメデスの無限小』(岩波書店)、『方程式のガロア群』『世界はeでできている』(いずれも講談社ブルーバックス)など、数学分野の著書も多数。

「2023年 『「複雑系」入門 カオス、フラクタルから生命の謎まで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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