ドイツ・イデオロギー: 新編輯版 (ワイド版岩波文庫 256)

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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000072564

作品紹介・あらすじ

近代化へと身悶えするドイツで、「近代」の夢と失望を哲学的に先取りしたヘーゲル左派。その運動を自己批判を込めて総括した若きマルクス(一八一八‐一八八三)とエンゲルス(一八二〇‐一八九五)は、本書で「近代」のパラダイムを超える世界観を定礎した。定評ある広松渉編訳・新編輯版にその後の研究成果を反映させ、豊富な訳註を加えた、文庫決定版。

感想・レビュー・書評

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  • マルクス・エンゲルスの残した遺稿から、その思索の原型を抽出しようとする困難な課題を見事に果たした名著。これが学問の凄み!!ここにある思想は現代文明の行き詰まりへと直結している。未だ乗り越えられぬ困難!!

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著者プロフィール

マルクス
1818‐1883。ドイツの経済学者、哲学者、革命家。20世紀においてもっとも影響があった思想家とされる。資本主義経済を分析し、エンゲルスと共に共産主義思想を打ち立てた。階級の解放と廃止というその思想は今なお受け継がれている。晩年は『資本論』の執筆に専念し、自宅の椅子に座ったまま死去

「2020年 『資本論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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